キュウリの成分を肌に活かす

渋谷の美容皮膚科で学んだのですが、キュウリは、ビタミンCやビタミンA、酵素の働きによって肌の表面の保護に適した野菜です。日焼けした後のほてった肌を、消炎作用によってほてりを鎮めてくれる効果も期待できます。収斂作用もあるので、シミやそばかすの治療にも役立ってくれます。生のキュウリを顔に乗せてパックした経験がある人もいるでしょう。ただし、生のエキスがついたままだと、ソラリンの作用によって肌焼けを起こすこともあります。その点、キュウリのエキスを5倍以上に薄めた美顔水を作ればその心配はありません。

作り方は、キュウリをよく洗い、ヘタを切り落として大根おろしのようにすりおろします。下ろしたキュウリをガーゼで漉し、ある程度エキスが出たら最後に手で絞ります。このエキスを5倍の量の精製水で薄め、冷蔵庫で保存しておきます。

使い方の基本は、洗顔した後でコットンにたっぷりと含ませ、顔のすみずみまで下から上へと向かって塗っていきます。保存成分は入っていませんので、3日で使い切るようにしてください。

 

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